生産農家紹介
農家ごあいさつ
みなさまにおいしくご飯をたべていただくこと。
それが農家にとって、何よりの喜びです。
私たちは米づくりに情熱を燃やし、ご家庭においしい
こしひかり又は加工品をお届けします。
第18代 ”武右衛門” 舘野 文子
従業員一同
500年続く伝統農家
お米づくり一筋 正徳5年(西暦1510年)以前からつづく伝統農家
武右衛門は越後塩沢の大地で500年にわたりお米づくりを続けるお米農家です。 代々伝わる武右衛門の過去帳によると最古の記録は正徳5年(1510年)の記録のある由緒正しい農家です。
先代の時代より収穫した稲を毎年一株ずつ保存し居間の鴨居にかけて、その年々のお米の出来栄えを残してきました。 家に吊り下げた稲わらの長さと秋に実った稲を比べ、その年の作況を調査し、米作りに役立てています。
鴨居の稲の数はついに70を超え、これからも増えていくでしょう。
脈々と受け継がれてきたお米づくりの技術と心で、これからも皆様に美味しくて安全に食べられる お米を作り続けていきます。
社会貢献活動
ねりまこども食堂さまから感謝状を頂きました。
食堂に通う子供たちの食事風景と、子供たちの「ありがとう」の詰まった とても心温まる感謝状でした。ありがとうございます。
こども食堂さまには5年ほど前からお米やお餅、スイカなどを送らせて 頂いておりました。
これからも採れたての新米や、お餅、スイカを召し上がって頂ければと思います。
ちなみに、スイカは塩沢産ではなく、私の実家の黒土のスイカをお届けしております。
スイカといえば、八色のスイカが有名ですが、八色の隣町が黒土でして、 八色産に負けずと美味しいスイカなんですよ!
地元のおっかちゃん達の米づくり
私の生家はお米の専業農家でした。
お父さんやおじいちゃんが農作業をしている近くで 田んぼにいるカエルや魚を捕まえたり、お父さんの背中につかまって コンバインに乗せてもらったり・・・そんな昔の事を今でも覚えています。
小さいころから身近にお米づくりを感じ、お手伝いをしながら育った事もあり、 同じお米農家の舘野家に嫁ぎ、農家として生計を立てる事には
何も抵抗ありませんでした。
そんな私の中で意識が変わったきっかけがあります。
それは夫が農作業中の事故で入院した事です。
幸いにも命に別状はありませんでしたが、これまで 夫の顔と名前で販売していたお米がこれから売れなくなってしまうのでは ないかと不安になりました。
「私が一人になったとしても田んぼは守っていかないと・・・」
そんな思いが今まで夫頼りだった私の意識を変えました。
私たち武右衛門は地元のおっかちゃんが集まってお米づくりをするグループです。
地元の農家では高齢化が進んでおり、私と同じように夫婦でお米づくりをしていて、旦那さん頼りになっている農家がほとんどです。
そんな農業に携わる女性、おっかちゃんが集えるグループになっていけれればと考えております。そして、旦那さんだよりになっている農家女子が、自分の考えで農業に携わっていける道しるべになっていければと考えております。